最近、息を吐くときに風船を膨らませるという呼吸トレーニングが流行っています。
息を吸うときには、鼻から吸って、お腹を膨らませる。
息を吐くときには、お腹を膨らませたまま、口で風船を膨らませる。
私は、半年くらい前このトレーニングを始めたのですが、
全くできるようになりませんでした^^;
私は、どちらかというと筋力があり、身体の力みも強いので、
風船を膨らます、という行為そのものが
口腔内や顔面周囲、首の周囲の筋肉に力みが強く出過ぎてしまうのです。
何度練習しても、うまくできませんでした。
風船を使わずにお腹を膨らませた状態で息を吐く練習をしてみましたが、
腹圧が強すぎるせいか、
足裏や骨盤底筋群のコントロールがうまくできずに、
すぐにトイレに行きたくなってしまう・・・の繰り返しでした^^;
そこで、YouTubeでボイトレで検索してみたら、自分に合う方法を見つけました!!
腹圧呼吸といって、息を吐くときに、歯の隙間からスーっと少しずつ息を吐く方法です。
この方法だと、足裏から骨盤底筋群のコントロールを維持したまま、
お腹を膨らませた状態で息を吐くことができました。
★お腹の前だけではなく、横方向も後ろ側も膨らませます。
こちらのボイトレは、
胸式呼吸(肋骨上部を上に膨らます)と、腹式呼吸(横隔膜を使って肺を下に膨らます)と、第3の呼吸(肋骨下部を横に膨らます)という方法です(おしら先生の説明)
おしら先生が言うには、胸式呼吸と腹式呼吸と第3の呼吸を、1対4対5で使う、と言っています。
また、それは絶対的なものではなく、
音楽的な表現によって胸式呼吸がメインの場合もあり、腹式呼吸がメインの場合もありうると言っています。
この使い方は、バレエやダンス、スポーツにも共通していて、とても共感できました。
20年以上前にバレエ指導者から「バレエは肋骨の前は動かさないで、肋骨の横で呼吸する」と聞いたことがありました。
その時は、そんなことができるのか??と思いましたが、
自分でバレエを習ってみると、私でもそれに近い呼吸ができるようになりました。
何十年も前から?
「バレエは、お腹を絞って、肋骨の横で呼吸する」
と伝えられてきました(私の知る限りではですけど^^;)
でも・・・それだと、
身体を固めてしまって、うまく動けないケースが多いこともあります。
それで・・・最近は、腹圧呼吸を取り入れるバレエのエクササイズがあります。
横隔膜をうまく使えない人は、
トレーニングとして、もちろん必要です。
★結論として、
胸式呼吸(肋骨の前と横)だけではなく、
腹式呼吸または腹圧呼吸だけではなく、
すべての呼吸法を使いこなせることが重要なのではないかと、
私は考えています。
★また、呼吸トレーニングに限らず、
全てのトレーニングには、個人に合った方法が多様にあると、
私は考えています。
マニアックな呼吸に関する筋肉や、足裏からつなげるエクササイズのことも書こうと思いましたが、
時間がかかりそうなので、いつかに続く・・・
いけちゃん
#呼吸トレーニング
#胸式呼吸
#腹式呼吸
#腹圧呼吸
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