今回ご紹介させて頂くのは、海外留学中の17歳のダンサーYちゃんです。
彼女は、コンクール群の小学生ダンサーとして、11歳~12歳まで当院の運動指導に通っていました。
(273)「色々な足 58 (12歳のバレエダンサー)(かかとの痛み)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/52751925.html
そして、春休みにも来てくれました!!
冬休みのたった1回のセッションで習ったことを、
彼女はエクササイズなどを毎日継続し、そして効果を実感し、バレエにつなげることができていました。
以前のblogにも書きましたが、
教わったことを、毎日コツコツと継続できる。
その教わったことを、自分でバレエにつなげることができる。
それは、誰にでもできることではないのです。
それは、ある種の才能でもあるのです。
12歳だった彼女の感性に、涙が出るほど感動した私の思いをつづったものです。
大人への階段をのぼりつつある17歳になった彼女は、
今でも
教わったことを、毎日コツコツと継続できる。
その教わったことを、自分でバレエにつなげることができる。
でも、
時には、その鋭敏な自分の感性に戸惑ってしまうことがあるかもしれない。
Yちゃんは、子供のころから体性感覚が優れていました。
しかし、感覚が鋭敏であることは、メリットとデメリットを兼ね備えています。
自分の感覚を上手にコントロールできた時は、
ものすごく体調も良いし、素晴らしい動きと表現ができる。
でも、一度体調を崩し始めると、
自分でもどうコントロールしたらよいのかわからなくなってしまう・・・
実は私も、20代の時、そんな柔道選手だったのです。
だから、彼女が5年ぶりに
「痛いところはどこもないけど、身体のメンテナンスや解剖学や身体の使い方などを、また教えてほしい」と連絡をくれたとき、
私は彼女の気持ちがわかる気がしたのです。
感覚が鋭敏であることは、メリットとデメリットを兼ね備えていますが、
そんな自分と上手に向き合えるコツをつかむことが重要なのです。
Yちゃんは、そのことを感覚的につかんでいるので、
身体のメンテナンスや解剖学や身体の使い方などを知りたい、と感じているのだと私は思いました。
(感覚の分類表です。参考にしてください)
セッション後に、身体の動きを確認するYちゃんです。
私は、そんな大人への階段をのぼりつつあるダンサーさんたちを、心から応援しています。
いけちゃん
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