●足関節捻挫は、スポーツ外傷のうち約15~20%と、当院でも最も多い外傷です。
●足関節捻挫のうち、外側靭帯損傷が約85%で、そのうち前距腓靭帯の単独損傷が約85%、前距腓靭帯と踵腓靭帯の複合損傷が約20%と報告されています。
●捻挫受傷後の急性期は安静と固定、回復期には運動療法が重要です。
●当院では、足部や歩行評価をしっかり行った上で、テーピング・包帯・サーポーターなどの固定を指導しています。
●回復期の運動療法では、損傷程度や身体の個人差を考慮し、早期復帰・再負傷予防に心掛けています。